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【勉クラ】放物線を描こう【中3】

突然思い立って始めてみました「勉強するマインクラフト」、略して勉クラ。
マイクラをプレイしながら楽しくお勉強してしまおうというコーナーです。
ちなみに、お勉強するのは主に私です(学力発展途上)。

今回は放物線を建築に取り入れよう!というおはなしです(*´ω`人)

使う式はこちら。
y = ax²
ご存知のとおり、二次関数ですね。

それでは始めましょう♪

まずは放物線を描くエリアを確定させます。
ここでは横11ブロック、縦16ブロックの範囲を使います。

y=ax²」に実数を当てはめると「15 = a × 10²」となります。
(*ここで x と y の値が1ずつ少ないのは、頂点のブロック(左下)を「0ブロック目 = 座標(0,0)」として扱うためです。)
しかし、この式ではまだ「a」がいくつになるのかがわかりません。
これを計算してみましょう。

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15 = a × 10²

右辺と左辺を入れ替えて、「10²」を計算しておきます。
a x 100 = 15

「×100」を右辺に移項します。
a = 15 ÷ 100

右辺を計算します。
a = 0.15

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これで「a」の値がわかりました。
これをもとの式にあてはめると、「y = 0.15 × x²」となるので、あとは x 座標を0から10まで順番に入れてやれば y が求められるというわけです。

それでは実際に計算してみましょう。
まず x = 0 のときは当然、y = 0 ですね。
そして x = 1 では「y = 0.15 × 1²」となるので、y = 0.15 です。
小数やーん!
ということで四捨五入しましょう。yは約0です。
同様に x の値を1ずつ上げてすべての座標を計算すると、下のようになります。

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y = 0.15 × 0² = 0
y = 0.15 × 1² = 0.15 ≒ 0
y = 0.15 × 2² = 0.6 ≒ 1
y = 0.15 × 3² = 1.35 ≒ 1
y = 0.15 × 4² = 2.4 ≒ 2
y = 0.15 × 5² = 3.75 ≒ 4
y = 0.15 × 6² = 5.4 ≒ 5
y = 0.15 × 7² = 7.35 ≒ 7
y = 0.15 × 8² = 9.6 ≒ 9
y = 0.15 × 9² = 12.15 ≒ 12
y = 0.15 × 10² = 15

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これをさきほどの領域に配置すると、おおまかに放物線が描けました。

あとは線が繋がっていない部分をそれっぽく埋めれば完成です。

異なるサイズの長方形を使って2本の放物線を描けば、カーブした道もこんなにきれいに作れます。

建物の輪郭に取り入れてみるのも良いですね♪

(初公開日:2020-04-06)

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