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わかりづらいWorldEditコマンド一覧その1【2021年版】

WorldEditコマンドを自分なりにわかりやすくまとめてみました。
使用頻度の低そうなものはその2にまとめています。(リンクは目次の下にあります。)
●その2(スーパーピッケル、バイオーム、チャンク、スナップショット、スクリプト)はこちら↓

Introduction

わかりづらいWorldEditコマンド一覧」の最新バージョン(we7.2.x)対応版を作りました。
例によって英語の公式Wikiを解読して作ったものです。(公式wiki(英語))
誤字や内容に間違いがあればコメントでお知らせください。

表の見方

  • 別名 : エイリアス。長いコマンドなどは、使いやすいよう省略形が用意されている。
  • ハイフン+アルファベット:フラグ。オプションを利用する。「-sa」のように書くことで複数のフラグを続けて指定することも可能。
  • [...] : 省略可能な引数。
  • <...> : 必須の引数。
  • それぞれの引数は半角スペースで区切る。
  • 管理用と非推奨のコマンドは省きました。
  • バイオームの編集はワールドに入りなおすことで変更を確認できます。
  • 木や森を生成するコマンドは、プラットフォームによって//undoで取り消しできないことがあります。また生成には土やナイリウムなどの生育可能なブロックとスペースが必要です。

非推奨コマンドの代替コマンド

/tree → /tool tree
/none → /tool none
/selwand → /tool selwand
/navwand → /tool navwand
/info → /tool info
/repl → /tool repl
/cycler → tool cycler
/floodfill → /tool floodfill
/deltree → /tool deltree
/farwand → /tool farwand
/lrbuild → /tool lrbuild
/toggleeditwand → /tool none, /tool selwand(*杖が/toolコマンドでバインドする方式となったため機能が削除され、使い方をアナウンスするようになった。)

全般

書式
/worldedit help [-s] [-p <page>] [command...]
別名/we help
説明ヘルプを表示する。
解説
[-s] : サブコマンドのリストを表示する。
[-p <page>] : 表示するページを<page>で指定する。
[command...] : 表示するコマンドの指定。エイリアスも使用可能。
書式/worldedit version
別名/we ver
説明WorldEditのバージョンを表示する。
書式/undo [times] [player]
別名//undo
説明WorldEditでの編集を取り消す。
解説[times] : 取り消す回数。
[player] : 編集したプレイヤー。
書式/redo [times] [player]
別名//redo
説明/undoで取り消した編集を再度実行する。
解説[times] : 取り消す回数。
[player] : 編集したプレイヤー。
書式/clearhistory
別名//clearhistory
説明編集履歴を削除する。
書式//limit [limit]
説明ブロックの変更上限を設定する。
解説[limit] : 変更上限数。
書式//drawsel [drawSelection]
説明
選択範囲の表示/非表示を切り替える。選択範囲の形状が直方体かつクリエイティブモードのときのみ、32×32×32の範囲まで対応する。
解説[drawSelection] : onで表示、offで非表示。指定がなければ実行するたびに切り替える。
書式/gmask [mask]
別名//gmask
説明グローバルマスクを設定する。グローバルマスクに設定したブロックだけがWorldEditコマンドの影響を受けるようになる。(例:airを指定→空気ブロックのみが影響を受ける。)
解説[mask] : マスクするブロックを指定。省略時はグローバルマスクを全解除する。
書式/toggleplace
別名//toggleplace
説明
ブロック配置の起点をプレイヤーの現在位置と座標1で切り替える。
書式/searchitem [-bi] [-p <page>] <query>
別名//searchitem, //l, //search
説明ブロックやアイテムを検索し、リスト表示する。英語名のみ対応。
解説[-b] : ブロックから検索する。
[-i]  : アイテムから検索する。
[-p <page>] : 表示するページを指定する。
<query...> : 検索クエリー(ブロック名の一部など)。

プレイヤーの移動

書式/unstuck
別名/!
説明ブロックの中から脱出する。
書式/ascend [levels]
別名/asc
説明上の階に移動する。
解説[levels] : 上昇する階数。
書式/descend [levels]
別名/desc
説明下の階に移動する。
解説[levels] : 下降する階数。
書式/ceil [-fg] [clearance]
説明天井に移動する。
解説[-f] : 移動後、飛行状態で静止する。
[-g] : 移動後、足元にガラスブロックを生成する。
[clearance] : 天井から何ブロック離れた位置に移動するかを指定。実際のブロック数にはプレイヤーの高さ分の2ブロックが追加される。
書式/thru
説明壁を通り抜ける。
書式/jumpto
別名/j
説明視点の先に移動する。
書式/up [-fg] <distance>
説明現在位置の上空に移動する。
解説[-f] : 移動後、飛行状態で静止する。
[-g] : 移動後、足元にガラスブロックを生成する。
<distance> : 移動する距離。

範囲選択

書式//wand [-n]
説明選択用の杖(または案内用の杖)を入手する。
解説[-n] : 案内用の杖(デフォルトではコンパス)を入手する。
補足
選択用の杖 : 左クリックで座標1を、右クリックで座標2を設定する。
案内用の杖 : 左クリックで一番上のブロックに移動、右クリックで壁を通り抜ける。
書式//pos1 [coordinates]
説明プレイヤーの現在位置を座標1にセットする。
解説[coordinates] : 座標を直接指定する。座標はカンマ区切り。
書式//pos2 [coordinates]
説明プレイヤーの現在位置を座標2にセットする。
解説[coordinates] : 座標を直接指定する。座標はカンマ区切り。
書式//hpos1
説明視点の先のブロックを座標1にセットする。
書式//hpos2
説明視点の先のブロックを座標2にセットする。
書式//chunk [-cs] [coordinates]
説明プレイヤーの現在位置のチャンクを選択する。
解説[-s] : 現在の選択範囲を含むチャンクをすべて選択する。
[-c] : ブロック座標の代わりにチャンク座標を使用する。
[coordinates] : [coordinates]の座標を含むチャンクを選択する。-cフラグでチャンク座標での指定が可能。座標はカンマ区切り。
補足
このコマンドは256ブロックの高さの範囲を選択します。チャンク座標のyは通常0ですが、1を指定するとy:256~y:511の範囲が選択されます。(例://chunk -c 10,1,24)
書式//contract <amount> [reverseAmount] [direction]
説明現在の選択範囲を縮小する。
解説<amount> : 縮小するブロック数。
[reverseAmount] : 縮小する反対側のブロック数。[direction]の反対側が同時に縮小される。
[direction] : 縮小する方向。指定できるのは以下の通り。カンマで区切りで複数指定可能。省略時はme。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
書式//expand <amount> [reverseAmount] [direction]
説明現在の選択範囲を拡大する。
解説<amount> : 拡大するブロック数。
[reverseAmount] : 拡大する反対側のブロック数。[direction]の反対側が同時に拡大される。
[direction] : 拡大する方向。指定できるのは以下の通り。カンマで区切りで複数指定可能。省略時はme。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
書式//expand vert [height]
説明現在の選択範囲をワールド限界まで垂直方向に広げる。
解説[height] : 拡大するブロック数。上下それぞれが指定分拡大される。指定なしでワールド限界まで拡大。
書式//outset [-hv] <amount>
説明現在の選択範囲を全ての方向に拡大する。
解説[-h] : 水平方向のみ拡大する。
[-v] : 垂直方向のみ拡大する。
<amount> : 拡大するブロック数。
書式//inset [-hv] <amount>
説明現在の選択範囲を全ての方向に縮小する。
解説[-h] : 水平方向のみ縮小する。
 [-v] : 垂直方向のみ縮小する。
 <amount> : 縮小するブロック数。
書式//shift <amount> [direction]
説明選択範囲をずらす。(範囲内のブロックは影響を受けない。)
解説<amount> : 移動するブロック数。
 
[direction] : 移動する方向。カンマで区切りで複数指定可能。省略時はme。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
書式//size [-c]
説明
選択範囲の情報を取得する。
解説[-c] : 選択範囲の代わりにクリップボード内の情報を取得する。
書式//count <mask>
説明選択範囲内のブロック数を数える。
解説<mask> : 数えるブロックの指定。
書式//distr [-cd] [-p <page>]
説明選択範囲内のブロック分布を調べる。
解説[-c] : 選択範囲の代わりにクリップボード内のブロック分布を調べる。
[-d] : ブロックの状態も区別する。
[-p <page>] : 表示するページの指定。
書式//sel [-d] [selector]
別名//desel, //deselect, /;
説明選択領域の形状を選択する。引数なしで選択範囲を解除する。
解説[-d] : [selector]で指定した形状をデフォルトとして設定する。
[selector] : 選択範囲の形状。選べる形状は以下の通り。
cuboid : 直方体。デフォルト(-dフラグ設定前)。
extend : 拡張可能な直方体。左クリックで始点、右クリックで延長。
poly : 2Dポリゴンセレクター。多角柱。左・右クリックでポイントを追加していく。
ellipsoid : 楕円体セレクター。長球。左クリックが長球の中心になる。
sphere : 球セレクター。左クリックが球の中心。
cyl : 円柱セレクター。左クリックが円の中心。
convex, hull, polyhedron : 凸多面体セレクター。左クリックで始点、右クリックで頂点座標を追加していく。
list : 選択可能な形状のリストを表示する。

領域の操作

書式//set <pattern>
説明選択範囲内すべてにブロックを配置する。
解説
<pattern> : 配置するブロックのパターン。使えるのは以下の通り。
ブロックID : カンマ区切りで複数指定可能。
割合%ブロックID : 複数指定時、各ブロックの割合を指定する。(例:20%cobblestone,5%stone_bricks など。)
#clipboard : クリップボードの内容を繰り返す。
#clipboard@[x,y,z] : クリップボードの内容をオフセットを指定して繰り返す。
*ブロックID : 方向や水没などの可変ステータスを持つブロックをランダムに配置する。(*oak_slab → 上向き、下向き、水没、非水没のオーク板をランダムに配置する。)
##カテゴリー : 特定のカテゴリーのブロックすべてをランダムに配置する。(例:##slabs → すべてのハーフブロックをランダムに配置する。)カテゴリーはtagによってあらかじめ用意されている。
^ブロックID : 配置済みのブロックの状態を維持したまま指定ブロックに置き換える。方向、上下、水没などの状態が維持される。
^[状態] : 配置済みブロックの状態だけを変更する。カンマ区切りで複数指定も可能。(例:^[waterlogged=false,type=bottom] →すべてのブロックが非水没、下付きに変更される。)
##*と同時使用可能。(例 : ##*slabs →すべてのハーフブロックの上下、水没状態がランダムに配置される。)
記入済み看板 : 看板IDに続けて行ごとにパイプで区切る。空白が入る場合はIDごとダブルクォートで囲む。(例 : //set "看板ID|Welcome to|my home.")
プレイヤーヘッド : player_head|プレイヤー名
スポナー : spawner|mob名
書式//replace [from] <to>
別名//re, //rep
説明選択範囲内に配置されているブロックを、他のブロックで置き換える。
解説
[from] : 置換対象のブロック。省略時は空気ブロック以外が対象。指定方法には//setと同じパターンに加え、以下のものがある。カンマ区切りで複数の条件を指定可能。(できないものもある)
! : 指定対象を反転する。(例 : 「$badland」では荒野(旧メサ)バイオームのブロックが対象となるが、「!$badland」とすると荒野バイオーム以外のブロックが対象となる。)
$<biome> : 特定のバイオーム内のブロックが置換対象となる。
<割合>% : 対象ブロックのうち、置換する割合を指定する。
>ブロックID : 対象ブロックの1ブロック上が置換対象になる。
<ブロックID : 対象ブロックの1ブロック下が置換対象になる。
^=[状態] : 特定の状態にあるブロックだけが厳密に置換対象となる。
^[状態] : 特定の状態にあるブロックが置換対象となるが、指定の状態を持たないブロックも含まれる。(例 : ^[watterlogged=false] → 水没したブロックと、固体ブロックなど水没状態を持たないブロックが選ばれる。)
=<expression> : 座標の制限など細かく指定する。後述。
#air : 空気ブロック。
#existing : 空気ブロック以外のすべてのブロック。
#solid : すべての固体ブロック。
#surface, #exposed : 少なくとも1つの面が空気に触れているブロック。
#region, #sel, #selection : 現在の選択範囲を除外する。//replaceではブロックの置換が行われないことを意味する。(主にマスクに用いられる。)
#dregion, #dsel, #dselection : 選択中の範囲を常に除外する。//replaceではブロックの置換が行われないことを意味する。(こちらもマスク用途。)
<expression>について
Javaに似た記述式によりさまざまな計算や関数を使うことができます。
使いこなすにはプログラミングの知識が必要となるため、ここでは最も簡単な座標の制限方法を紹介します。
座標を指定するには、x, y, zに等号・不等号と数字を続けて記入します。
== : 指定の座標にあるブロックを対象とする。(例 : x==58 → x:58にあるブロックが対象。)
> : 指定の座標より数字が大きいブロックが対象となる。(例 : y>98 → yが98より上にあるブロックが対象。y:98は含まない。)
< : 指定の座標より数字が小さいブロックが対象となる。
>= : 指定の座標以上のブロックが対象。(例 : z>=-153 → z:-153以上のブロックが対象。)
<= : 指定の座標以下のブロックが対象。
&& : 複数の座標を指定する。すべての条件を満たす座標が対象となる。(例 : x<98&&y>=32 → x:98未満かつy:32以上の範囲が対象。)
|| : 複数の座標を指定する。いずれかの条件を満たす座標が対象となる。(例 : x<=98||y>=120 → x:98以下のブロックすべてと、y:120以上のブロックすべてが対象。)
詳細は「公式Wiki(英語)」をご覧ください。
<to> : 置換するブロックのパターン。上記の//setコマンドと同じパターンが使用可能。
書式//overlay <pattern>
説明一番上のブロックの上に配置する。
解説<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
書式//line [-h] <pattern> [thickness]
説明選択範囲の対角線に線を描く。直方体と凸多面体セレクターでのみ使用可能。(選択範囲の形状は//selコマンドを参照。)
解説[-h] : 線の外殻のみ生成する。
<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
[thickness] : 線の太さ(半径)。省略時は0。
書式//curve [-h] <pattern> [thickness]
説明選択ポイントを通る曲線を描く。凸多面体セレクターでのみ使用可能。(選択範囲の形状は//selコマンドを参照。)
解説[-h] : 線の外殻のみ生成する。
<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
[thickness] : 線の太さ(半径)。省略時は0。
書式//center <pattern>
別名//middle
説明選択範囲の中心にブロックを設置する。
解説<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
書式//walls <pattern>
説明選択範囲の四方に壁を生成する。
解説<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
書式//faces <pattern>
別名//outline
説明選択範囲に壁、天井、床を生成する。
解説<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
書式//smooth [iterations] [mask]
説明ブロックの高さ(標高)をなめらかにする。
解説[iterations] : 処理回数。多いほどなめらかになる。省略時は1。
 [mask] : なめらかにするブロックを指定。//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
書式//naturalize
説明選択範囲内のブロックを上から草ブロック×1、土ブロック×3、残りを石ブロックに置き換える。影響を受けるのは一部のブロックのみ。(土、石、草ブロックは確認。閃緑岩・安山岩・花崗岩は置換されない。)
書式//move [-aes] [offset] [direction] [replace] [-m <mask>]
説明選択範囲内のブロックを移動する。
解説[-s] : ブロックと一緒に選択範囲も移動する。
[-a] : 空気ブロックを無視する。
[-e] : エンティティも移動する。
[-b]: 移動先にバイオームもコピーする。
[offset] : 移動距離。省略時は1。
[direction] : 移動する方向。省略時はme。複数指定は不可。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
南西 : southwest または sw
南東 : southeast または se
北西 : northwest または nw
北東 : northeast または ne
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
[replace] : 移動前の範囲を埋めるブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。マスクを設定した場合、一致するブロックがあった場所だけが埋められる。
[-m <mask>] : 移動させるブロックを<mask>で指定する。<mask>には//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
 //stack [-abers] [count] [direction] [-m <mask>]
説明選択範囲の内容を繰り返す。
 [-s] : 選択範囲を最後のコピーに移動する。
 
[-a] : 空気ブロックを無視する。
 [-e] : エンティティもコピーする。
 [-b] : バイオームもコピーする。
 [count] : 繰り返す回数。省略時は1。
 
[direction] : 繰り返す方向。省略時はme。複数指定は不可。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
南西 : southwest または sw
南東 : southeast または se
北西 : northwest または nw
北東 : northeast または ne
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
 [-m <mask>] : 繰り返すブロックをマスクで指定する。<mask>には//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
書式//regen [-b] [seed]
説明選択範囲を再生成する。
解説[-b] : バイオームも再生成する。
[seed] : シードの指定。省略時は現在のシードが使われる。
書式//deform [-cor] <expression...>
説明さまざまな式を使用して選択範囲内を変形させる。
解説[-r] : 座標原点にゲーム内の座標を使用する。
[-o] : 座標原点に選択範囲の起点を使用する。
[-c] : 座標原点に選択範囲の中心を使用する。
<expression...> : 利用する式。プログラミングの知識が必要なため、ここでは解説できません。公式Wiki(英語)の解説をご覧ください。
書式//hollow [thickness] [pattern]
説明選択範囲内のオブジェクトをくり抜く。選択範囲の境界に接している面には壁が残らないため、閉じられた空洞を作る場合は少なくともオブジェクトより1ブロックずつ広い範囲を選択する。
解説[thickness] : 壁の厚さ。省略時は0。
[pattern] : くり抜いた場所を埋めるブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
書式//forest [type] [density]
説明選択範囲内に森を生成する。
解説
[type] : 木の種類。使用できるのは以下の通り。
oak : 小さいオーク
largeoak : 大オーク
spruce : トウヒ
largespruce : 大トウヒ(幹 : 4本)
tallspruce : 背の高いトウヒ(幹 : 1本)
randspruce : トウヒからランダム
birch : シラカバ
tallbirch : 背の高いシラカバ
randbirch : シラカバからランダム
jungle : ジャングルの木(幹 : 4本)+ツタ
junglebush : ジャングルの茂み
shortjungle : 背の低いジャングルの木(幹 : 1本)
smalljungle : 背の低いジャングルの木(幹 : 1本)
randjungle : ジャングルの木からランダム
acacia : アカシア
darkoak : ダークオーク
swamp : 湿地(オーク+ツタ)
brownmushroom : 茶色キノコ
redmushroom : 赤キノコ
crimsonfungus : 深紅のキノコ
warpedfungus : 歪んだキノコ
randmushroom : キノコ(ネザーキノコ含む)からランダム
chorusplant : コーラスフラワー
pine : マツ(WorldEdit独自)
rand : 上記すべてからランダム
[density] : 木の密度。0~100。小数点以下も使用可能。省略時は5。
書式//flora [density]
説明選択範囲内に植物(草、ポピー、タンポポ)を生成する。草ブロックが必要。
解説[density] : 植物の密度。0~100。小数点以下も使用可能。省略時は5。

ジェネレーション

書式//hcyl <pattern> <radii> [height]
説明空洞の円柱を生成する。
解説<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
<radii> : 円柱の半径。南北、東西の順にカンマ区切りで指定。1つだけの指定で真円の円柱になる。
[height] : 円柱の高さ。省略時は1。
書式//cyl [-h] <pattern> <radii> [height]
説明円柱を生成する。
解説[-h] : 中を空洞にする。//hcyl使用時と同じ。
<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
<radii> : 円柱の半径。南北、東西方向の順でカンマ区切りで指定。1つだけの指定で真円の円柱になる。
[height] : 円柱の高さ。省略時は1。
書式//hsphere [-r] <pattern> <radii>
説明空洞の球を生成する。
解説[-r] : プレイヤーの位置を球体の底にする。
<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
<radii> : 円柱の半径。南北、上下、東西方向の順でカンマ区切りで指定。1つだけの指定で真球になる。
書式//sphere [-hr] <pattern> <radii>
説明球を生成する。
解説[-h] : 中を空洞にする。//hsphere使用時と同じ。
[-r] : プレイヤーの位置を球体の底にする。通常は中心。
<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
<radii> : 円柱の半径。南北、上下、東西方向の順でカンマ区切りで指定。1つだけの指定で真球になる。
書式//hpyramid <pattern> <size>
説明空洞のピラミッドを生成する。
解説<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
<size> : ピラミッドの高さ。
書式//pyramid [-h] <pattern> <size>
説明ピラミッドを生成する。
解説[-h] : 中を空洞にする。//hpyramid使用時と同じ。
<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
<size> : ピラミッドの高さ。
書式//forestgen [size] [type] [density]
説明森を生成する。
解説[size] : 森の大きさ。ブロック数で指定。省略時は10。
[type] : 木の種類。//forestと同じものが使用可能。
[density] : 密度。0~100で指定。小数点以下も使える。省略時は5。
書式/pumpkins [size]
説明パンプキン畑を生成する。周囲に草ブロックが必要。
解説[size] : 畑の大きさ。省略時は10。
書式//generate [-chor] <pattern> <expression...>
別名//gen, //g
説明さまざまな式を使用してブロックの生成を行う。
解説[-h] : 中を空洞にする。
[-r] : 座標原点にゲーム内座標を使用する。
[-o] : 座標原点にブロック配置起点を使用する。
[-c] : 座標原点に選択範囲の中心を使用する。
<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
<expression...> : 利用する式。プログラミングの知識が必要なため、ここでは解説できません。公式Wiki(英語)の解説をご覧ください。
書式//generatebiome [-chor] <target> <expression...>
別名//genbiome, //gb
説明さまざまな式を使用してバイオームを設定する。バイオームの変更のみで地形の再生成はされない。
解説[-h] : 中を空洞にする。
[-r] : 座標原点にゲーム内座標を使用する。
[-o] : 座標原点にブロック配置起点を使用する。
[-c] : 座標原点に選択範囲の中心を使用する。
<target> : バイオームの種類。
<expression...> : 利用する式。プログラミングの知識が必要なため、ここでは解説できません。公式Wiki(英語)の解説をご覧ください。

schematicとクリップボード

コマンド/schematic <subcommand>
別名/schem, //schematic, //schem
説明schematicファイルを使用した操作を可能にするコマンド。サブコマンドを付加して使う。各サブコマンドの使い方は下に記載。
書式/schematic list [-dn] [-p <page>]
別名/schematic all, /schematic ls
説明保存されたschematicファイルのリストを表示する。
解説[-d] : 日付で並べ替える。古いものから表示する。
[-n] : 日付で並べ替える。新しいものから表示する。
[-p <page>] : 表示するページを<page>で指定する。
書式/schematic formats
別名/schematic listformats, /schematic f
説明利用可能なフォーマットのリストを表示する。
書式/schematic load <filename> [formatName]
説明schematicファイルをクリップボードに読み込む。
解説<fileName> : ファイル名。(先に保存されている必要があります。保存方法は/schematic saveをご覧ください。)
[formatName] : フォーマット名。
書式/schematic save [-f] <fileName> [formatName]
説明クリップボードの内容をschematicファイルに保存する。
解説[-f] : 同名の既存ファイルを上書きする。
<filename> : 保存するファイル名。
[formatName] : 保存するフォーマット。
書式/schematic delete <filename>
説明保存されているschematicファイルを削除する。
解説<filename> : 削除するファイル。
書式//copy [-be] [-m <mask>]
説明選択範囲の内容をクリップボードにコピーする。
解説[-e] : エンティティもコピーする。
[-b] : バイオームもコピーする。
[-m <mask>] : コピーするブロックを<mask>で設定する。<mask>には//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
書式//cut [-be] [leavePattern] [-m <mask>]
説明選択範囲の内容をクリップボードに移動する。
解説[-e] : エンティティも移動する。
[-b] : バイオームもコピーする。
[leavePattern] : 元の場所を埋めるブロックを指定する。//setコマンドと同じものが使用可能。
[-m <mask>] : クリップボードに移動するブロックを<mask>で設定する。<mask>には//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
書式//paste [-abenos] [-m <mask>]
説明クリップボードの内容を現在のワールドに配置する。
解説[-a] : 空気ブロックは貼り付けない。
[-o] : 元の場所に貼り付ける。
[-s] : 配置後の範囲を選択状態にする。
[-n] : ブロックの配置は行わず、範囲の選択だけ行う。
[-e] : エンティティも配置する。(可能な場合)
[-b] : バイオームもコピーする。(可能な場合)
[-m <mask>] : クリップボードに移動するブロックを<mask>で設定する。<mask>には//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
書式//rotate <rotateY> [rotateX] [rotateZ]
説明クリップボードの内容を時計回りに回転させる。複数回実行した際の結果は加算される。ブロック間の補完はされないため90度単位での回転を推奨。
解説<rotatey> : Y軸の回転量。
[rotateX] : X軸の回転量。
[rotateY] : Z軸の回転量。
書式//flip [direction]
説明クリップボードの内容を反転させる。元の軸を基準に反転するため、/rotateと併用時は注意。
解説
[direction] : 反転の方向。省略時はme。複数指定は不可。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
書式/clearclipboard
説明クリップボードの内容を消去する。

ツール

書式/tool <subcommand>
説明様々なツールを手に持っているアイテムにバインドする。サブコマンドでツールの種類を選択する。使えるサブコマンドは下に記載。
書式/tool selwand
説明手に持っているアイテムに選択用の杖をバインドする。
書式/tool navwand
説明手に持っているアイテムに案内用の杖をバインドする。左クリックで壁の通り抜け、右クリックでブロックの一番上に移動する。
書式/tool farwand
説明遠距離から使える選択用の杖。
書式/tool tree [type]
説明植林ツール。右クリックした場所に[type]で指定した木を植える。
解説
[type] : 木の種類。//forestコマンドと同じものが使用可能。
書式/tool stacker [range] [mask]
説明ブロックスタッカーツール。右クリックしたブロックを[range]回数繰り返す。方向はback(自分の背後)。斜めから使うと2方向に延びる。柱の延伸などに。
解説[range] : 最大スタック数。省略時は10。
 
[mask] : スタックで置換を許可するブロック。指定外のブロックが見つかればそこで停止する。//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。省略時は!#existing(=空気ブロック)。
書式/tool repl <pattern>
説明ブロック置換ツール。右クリックしたブロックを<pattern>で置き換える。左クリックで<pattern>に設定するブロックをあとから変更することもできる。
解説<pattern> : 配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
書式/tool none
別名/tool unbind
説明手に持っているアイテムから、バインドしたツールを解除する。
書式/tool deltree
説明宙に浮いている木を葉ごと削除する。幹の一部が葉・原木以外のブロックに接していると消すことができない。
書式/tool lrbuild <primary> <secondary>
説明遠距離建築ツール。左または右クリックしたブロックの上に、指定のブロックを積み重ねる。遠距離から使用可能。
解説<primary> : 左クリック時に積み重ねるブロックの指定。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
<secondary> : 右クリック時に積み重ねるブロックの指定。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
書式/tool floodfill <pattern> <range>
別名/tool flood
説明右クリックしたブロックとつながっているブロックを指定のブロックで置換する。
解説<pattern> : 配置するブロックの指定。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
<range> : 置換距離。
書式/tool cycler
説明右クリックごとに対象のブロックデータを変更する。向きや2枚重ねなどステータスのあるブロックに使う。
書式/tool info
説明
右クリックしたブロックの情報を表示する。

ブラシ用ツール
現在手に持っているアイテム(ブラシ)に個別に設定される。
書式/mask [mask]
説明ブラシにマスクをセットする。[mask]指定なしでマスクを解除する。
解説[mask] : ブラシで置換を許可するブロックのパターン。//replaceコマンドの[from]と同じものが利用可能。省略時は現在設定されているマスクを解除する。
書式/material <pattern>
別名//material
説明ブラシにブロックのパターンをセットする。
解説<pattern> : ブラシで配置するブロックのパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
書式/range <range>
説明ブラシに最大描画距離をセットする。範囲内に何もなければ<range>先の空中に描画される。
解説<range> : 最大描画距離。
書式/size <size>
説明ブラシに描画サイズをセットする。
解説<size> : ブラシの半径。
書式/tracemask [mask]
説明
ブラシの追跡マスクを変更する。
描画距離内の追跡マスクに一致するブロックを右クリックすると、そこを中心に描画される。初期設定では水ブロックが含まれているため水中では目の前の水ブロックを中心に描画してしまうが、#solidなどで固体ブロックに限定することで、水中でも空中と同じように作業ができるようになる。
解説
[mask] : マスクパターン。//replaceコマンドの[from]と同じものが利用可能。省略時は現在のマスクを解除する。

ブラシ

書式/brush <subCommand>
別名/br, //brush, //br
説明サブコマンドを付加して、さまざまなブラシの設定を行う。使えるサブコマンドは下に記載。
書式/brush forest <shape> [radius] [density] <type>
説明森ブラシを設定する。右クリックした地点を中心に森を生成する。
解説<shape> : 形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius] : 生成する範囲の半径。指定なしで5。
[density] : 密度。0~100。指定なしで20。小数点以下も使える。
<type> :木の種類。//forestコマンドと同じものが使用可能。
書式/brush butcher [-abfgnprtw] [radius]
別名/brush kill
説明範囲内のmobをキルする。
解説[radius] : キルする範囲の半径。最大は5。
[-p] : 対象に飼いならしたペットを含める。
[-n] : 対象にNPCを含める。
[-g] : 対象にゴーレムを含める。
[-a] : 対象に動物を含める。
[-b] : 対象に環境mobを含める。(コウモリ)
[-t] : 対象に名前付きのmobを含める。
[-f] : すべての友好的mobをキルする。フラグに -pngabt を設定したときと同じ。
[-r] : 対象に防具立ての破壊を含める。
[-w] : 対象に水棲mobを含める。
書式/brush paint <shape> [radius] [density] <forest|item|set>
説明ペイントブラシをセットする。密度が設定でき、表面(一番上のブロック)にのみ影響を与える。各サブコマンド(forest, item, set)の使い方は解説の下に記載。
解説<shape> : 形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius] : 生成する範囲の半径。省略時は5。
[density] : 密度。0~100。指定なしで20。小数点以下も使える。
書式 1/brush paint ... forest <type>
説明ブロックの表面に木を生成する。
解説<type> : 木の種類。木を生成する他のコマンドと同じものが選択可能。
書式 2/brush paint ... item <item> [direction]
説明一番上のブロックの周囲に<item>で指定したブロックやアイテムを貼り付ける。密度を設定して雪や花で覆う、ツタを貼り付けるなどの用途が想定される。設置済みのブロックは影響を受けない。
解説<item> : 設置するブロックやアイテム。指定できるのは1つだけ。
 
[direction] : 設置する面の方向。省略時はup。複数指定は不可。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
書式 3/brush paint ... set <pattern>
説明一番上のブロックを他のブロックのパターンで置換する。密度を設定できるので、エアブラシのような使い方が可能。
解説<pattern> : ブラシのブロックパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
書式/brush none
別名/brush unbind
説明現在のアイテムからブラシを解除する。
書式/brush clipboard [-abeo] [-m <sourceMask>]
別名/brush copy
説明クリップボードブラシをセットする。
解説[-a] : クリップボードの空気ブロックを貼り付けない。
[-o] : 対象ブロックを貼り付けの起点にする。通常は対象ブロックを中心として貼り付ける。
[-e] : エンティティも貼り付ける。(利用可能なら)
[-b] : バイオームも貼り付ける。(利用可能なら)
[-m <sourceMask>] : クリップボードから貼り付けるブロックを<sourceMask>で指定する。//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
書式/brush gravity [radius] [-h <height>]
別名/brush grav
説明重力ブラシをセットする。重力の影響をシミュレートする。
解説[radius] : 半径。指定なしで5。
[-h <height>] : 影響を受ける範囲を<height>で指定する。指定なしでYすべて。
書式/brush heightmap [-efr] <imageName> [radius] [intensity]
説明ハイトマップブラシ。ハイトマップ画像を使用して、地形を上下させる。
解説[-e] : ブロックを埋めるかわりに、消去する。
[-f] : 選択範囲の高さより上にあるブロックは変更しない。
[-r] : ブラシの高さをわずかに上下させる。
<imageName> : ハイトマップ画像の指定。
[radius] : ブラシの半径。
[intensity] : ブラシの強さ。
書式/brush extinguish [radius]
別名/brush ex
説明範囲内を消火する。
解説[radius] : ブラシの半径。
書式/brush sphere [-h] <pattern> [radius]
別名/brush s
説明球体ブラシ。
解説[-h] : 中を空洞にする。
<pattern> : ブラシのブロックパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
[radius] : 球体の半径。
書式/brush raise <shape> [radius]
説明上昇ブラシ。範囲内のブロックを上昇させる。
解説<shape> : 形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius] : 半径。指定なしで5。
書式/brush smooth [radius] [iterations] [mask]
説明スムーズブラシ。地形の標高をなめらかにする。
解説[radius] : ブラシの半径。指定なしで2。
[iterations] : 処理回数。多いほどよりなめらかになる。指定なしでは4。
[mask] : スムーズ処理をするブロックを指定。//replaceコマンドの[from]と同じものが使用可能。
書式/brush cylinder [-h] <pattern> [radius] [height]
別名/brush cyl, /brush c
説明円柱ブラシ。
解説[-h] : 中を空洞にする。
<pattern> : ブラシのブロックパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
[radius] : 円柱の半径。指定なしで2。最大5。
[height] : 円柱の高さ。指定なしで1。最大5。
書式/brush set <shape> [radius] <pattern>
説明ブラシをセットする。
解説<shape> : ブラシの形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius] : 円柱の半径。指定なしで5。最大5。
<pattern> : ブラシのブロックパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
書式/brush apply <shape> [radius] <forest|item|set>
説明アプライブラシをセットする。各サブコマンド(forest, item, set)の使い方は解説の下に記載。
解説<shape> : 形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius] : 生成する範囲の半径。指定なしで5。
書式 1/brush apply ... forest <type>
説明ブロックの表面に木を生成する。密度100で生成される。
解説<type> : 木の種類。木を生成する他のコマンドと同じものが選択可能。
書式 2/brush apply ... item <item> [direction]
説明対象ブロックの周囲に<item>で指定したブロックやアイテムを貼り付ける。設置済みのブロックは影響を受けない。
解説<item> : 設置するブロックやアイテム。指定できるのは1つだけ。
 
[direction] : アイテムやブロックの向きを指定できる。省略時はup。複数指定は不可。
東: east または e
西: west または w
南: south または s
北: north または n
南西 : southwest または sw
南東 : southeast または se
北西 : northwest または nw
北東 : northeast または ne
上 : up または u
下 : down または d
前 : me または m
前 : forward または (*meに同じ)
後 : back または b
右 : right または r
左 : left または l
書式 3/brush apply ... set <pattern>
説明対象ブロックを中心に指定の形状を描画する。
解説<pattern> : ブラシのブロックパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
書式/brush deform [-or] <shape> [radius] [expression]
説明変形ブラシ。
解説[-o] : 配置位置からのオフセットを座標として使用する。
 [-r] : ゲーム内座標を使用する。
 <shape> : 形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
 [radius]: 生成する範囲の半径。指定なしで5。
 
[expression] : 利用する式。プログラミングの知識が必要なため、ここでは解説できません。公式Wiki(英語)の解説をご覧ください。
書式/brush lower <shape> [radius]
説明下降ブラシ。すべてのブロックを下降させる。
解説<shape> : 形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius]: 生成する範囲の半径。指定なしで5。
書式/brush snow <shape> [radius] [-s]
説明雪ブラシ。領域内に雪の層をかぶせる。
解説<shape> : 形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius]: 生成する範囲の半径。指定なしで5。
[-s] : 雪の層を積み重ねる。
書式/brush biome <shape> [radius] <biomeType>
説明バイオームブラシ。指定のバイオームをセットする。変更を確認するにはワールドに入りなおす必要がある。
解説<shape> : 形状。形状。sphere(球), cyl(円柱), cuboid(立方体)から選択可能。
[radius]: 生成する範囲の半径。指定なしで5。
<biomeType> : バイオームの指定。

ユーティリティ

書式//fill <pattern> <radius> [depth]
説明穴をブロックで埋める。くぼみ用。
解説<pattern> : ブロックのパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
<radius>: 半径。
[depth] : 深さ。
書式//fillr <pattern> <radius> [depth]
説明穴を再帰的にブロックで埋める。洞窟用。
解説<pattern> : ブロックのパターン。//setコマンドと同じパターンが使用可能。
<radius>: 半径。
[depth] : 深さ。
書式//drain [-w] <radius>
説明周囲の水を消去する。
解説[-w] : 水没ブロックの水源も消去する。(ブロックは残る)
<radius> : 消去する半径。
書式/fixlava <radius>
別名//fixlava
説明溶岩流を溶岩源に修正する。
解説<radius> : 修正する半径。
書式/fixwater <radius>
別名//fixwater
説明水流を水源に修正する。
解説<radius> : 修正する半径。
書式/removeabove [size] [height]
別名//removeabove
説明頭より上にあるブロックを削除する。
解説[size] : 直方体の削除範囲の半径。
[height] : 削除する高さ。現在位置を1ブロック目として数える。省略時はワールド限界まで。
書式/removebelow [size] [height]
別名//removebelow
説明自分より下にあるブロックを削除する。
解説[size] : 直方体の削除範囲の半径。
[height] : 削除する高さ。現在位置を1ブロック目として数える。省略時はワールド限界まで。
書式/removenear <mask> [radius]
別名//removenear
説明近くにあるブロックを削除する。
解説<mask> : 削除対象のブロック。//replaceの[from]と同じものが使用可能。
[radius] : 立方体の削除範囲の半径。
書式/replacenear <radius> [from] <to>
別名//replacenear
説明近くにあるブロックを他のブロックに置き換える。
解説<radius> : 立方体の置換範囲の半径。
[from] : 置換対象のブロック。省略時は空気ブロック以外すべて。//replaceの[from]と同じものが使用可能。
<to> : 設置するブロックのパターン。//setコマンドと同じものが使用可能。
書式/snow [-s] [size] [height]
別名//snow
説明積雪をシミュレートする。
解説[-s] : 雪の層を積み重ねる。
[size] : 円柱形の積雪範囲の半径。省略時は10。
[height] : 円柱形の積雪範囲の高さ。省略時はワールド限界まで。
書式/thaw [size] [height]
別名//thaw
説明雪の層を溶かす。
解説[size] : 円柱形の融雪範囲の半径。
[height] : 円柱形の融雪範囲の高さ。
書式/green [-f] [size] [height]
別名//green
説明範囲内の土ブロックを草ブロックに変換する。
解説[-f] : 粗い土も変換する。
[size] : 円柱形の範囲の半径。省略時は10。
[height] : 円柱形の範囲の高さ。省略時はワールド限界まで。
書式/extinguish [radius]
別名//ex, //ext, //extinguish, /ex, /ext
説明近くの炎を消火する。
解説[radius] : 立方体の消火範囲の半径。
書式/butcher [-abfgnprtw] [radius]
説明近くのmobをキルする。アイテムはドロップしない。
解説[-p] : 対象に飼いならしたペットを含める。
[-n] : 対象にNPCを含める。
[-g] : 対象にゴーレムを含める。
[-a] : 対象に動物を含める。
[-b] : 対象に環境mobを含める。(コウモリ)
[-t] : 対象に名前付きのmobを含める。
[-f] : すべての友好的mobをキルする。フラグに -pngabt を設定したときと同じ。
[-r] : 対象に防具立ての破壊を含める。
[-w] : 対象に水棲mobを含める。
[radius] : 円柱形のキルする半径。省略時はロードされているエリアすべて。
書式/remove <remove> <radius>
別名/rem, /rement
説明エンティティを削除する。
解説
<remove> : 削除するエンティティのタイプ。
all : すべて
boats : ボート
itemframes : 額縁
items : アイテム
minecarts : トロッコ
paintings : 絵画
projectiles : 飛翔物
tnt : TNT
xp : 経験値玉
<radius> : 立方体の削除範囲の半径。
書式//calculate <input...>
別名//calc, //eval, //evaluate, //solve
説明計算機。座標の計算などに。
解説<input...> : 計算式。掛け算はアスタリスク(*)、割り算はスラッシュ(/)を使う。
書式//help [-s] [-p <page>] [command...]
説明WorldEditコマンドのヘルプを表示する。
解説
[-s] : サブコマンドのリストを表示する。
[-p <page>] : 表示するページを<page>で指定する。
[command...] : 表示するコマンドの指定。エイリアスも使用可能。

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